INTERVIEW 社員インタビュー

08 総務・ICT

まさに今、110年企業を大改革中。
新しい風を吹かせるバックオフィス集団。

PROFILE

総務

  • 上本さん

    県立高校を卒業。1990年入社。総務部総務課長。車に関わる仕事に興味があり入社。以来32年間、総務として会社全体をバックオフィス部門から支えている。現在はグループ4社の決算業務など、経理・税務をメインで担当。

  • 河村さん

    国立大学経済学部を卒業。2014年入社。経営企画部 総務室主任。入社後7年間はLPガスの営業として活躍し、2021年に総務室へ異動。現在は総務業務の他、社内のさまざまな課題解決に奔走している。趣味は野球観戦。

  • 近藤さん

    公立大学経済学部を卒業。2021年入社。経営企画部 総務室所属。就活中にコロナ禍を経験したことから、地元密着の企業に魅力を感じるようになり高山石油ガスへ入社。現在は経理財務を中心に担当している。

ICT推進室

  • 枝村さん

    私立大学産業理工学部を卒業。2012年入社。経営企画室兼ICT推進室 係長。大学時代は情報学部で情報処理を学ぶ。現在は基幹システムの刷新や、家庭用LPガスの明細書Web化プロジェクトを担当。社内のDX化を担う第一人者。

  • 小西さん

    IT系専門学校を卒業。2020年入社。経営企画部 ICT推進室配属。情報系の専門学校を卒業後、高山石油ガスへ入社。現在は業務効率化を進めるべく、RPA(ロボットで業務を自動化させる技術)ツールの開発や、情報機器管理の強化を担当。

  • 前田さん

    IT系専門学校を卒業。2021年入社。経営企画部 ICT推進室配属。現在は各営業所向けのデータ集計・資料作成のほか、業務効率化のための社内プログラム開発なども手がけている。趣味はクライミング。

総務部門が仕掛ける、社内業務の改革。変えられることが多いから面白い。

総務室の皆さんは、普段どんなお仕事をされているんですか?

河村

私は人事労務管理や資産管理などの日常業務を行いつつ、経営企画の仕事も担っています。経営企画とは、働きやすい環境づくりや会社のブランド力向上など、より良い経営ができるよう計画・実行していく部署のこと。企業サイトや採用サイトも、私が中心になって制作を進めました。

近藤

私は経理財務をメインで担当しており、河村さんと同じく会社環境を改善する業務にも時々取り組みます。

上本

私は経理・税務関係の仕事がメインです。グループ各社の決算を行ったり、税務署とやり取りをしたり。あとは総務メンバーのサポートが多いですね、ほぼ雑用係という感じです(笑)。

河村

ベテランの上本さんの冗談は置いといて(笑)。このように総務室は、日常業務をこなしながら、社員の皆さんが今以上に働きやすくなるような仕組みづくりも並行して担っている部署です。

今までのお仕事の中で、印象に残っていることはありますか?

近藤

最近、全社共通の文房具発注システムを導入したのですが、その進行役を担ったことです。入社間もない若手ながら、外部パートナー会社の方とやり取りしたり、契約に立ち合ったり…と重要な任務を任せてもらったのでとても印象に残っています。

上本

営業所や事務員さんごとに発注の仕方が異なっていたので、発注が一括で集約されて、コストも経理作業の手間も大幅に削減されました。仕事がラクになった社員さんも多いかもしれませんね。

河村

実は当社は今、このような働き方改革の真っ最中。まだ詳しくはお話しできないのですがグループ全体で大改革プロジェクトが進んでいます。まだスタートしたばかりだからこそ、できることの余地が大きくて面白いです。今後どんな風に会社を変えていけるか、今からワクワクしています!

ICTでグループ全体をより便利で快適にする。手応えと成長実感は大きい。

ICT推進室の皆さんのお仕事内容を教えてください。

枝村

私たちはその名の通り、当社が提供するサービスや社内業務のICT化を進めている部署です。今、私が進行しているのはLPガスの売上や点検スケジュールを管理するシステムのリニューアル。これまでアナログ的に行っていたものをシステム化する考えです。約2年後の完成を目処に、開発パートナー企業と進めている最中です。

小西

私は「RPA」という技術を使ったシステム開発に取り組んでいます。RPAとは、PC業務の一部をロボットで自動化するテクノロジーのこと。…って、とても難しそうに聞こえますよね(笑)。でも、作業自体はブロック遊びの感覚でできるものなので、楽しみながら進めています。

前田

私は各営業所で使う資料作成を主に行っています。あとは小西さんと同じく、社内向けの業務効率化システム制作も進めているところ。今まで手入力していたPC作業を自動化できるように、データ変換やプログラミングをコツコツ頑張っています。

特に手応えを感じた仕事は何でしたか?

枝村

約1万6000世帯の家庭用ガスの明細書をWeb化した仕事ですかね。それまで明細書はハガキやポスト投函で届けていたのですが、スマホで素早く簡単にチェックしていただけるようにしました。かなり多くの方の生活に影響するプロジェクトだっただけに、手応えも緊張感も大きかったです。明細書のWeb化は山口県の担当エリア全世帯での移行完了まで、今後も第二弾、第三弾…と続いていきます。

前田

私は、使うシステムごとにバラバラだったデータ入力のルールを、半年かけて統一したプロジェクトが特に印象に残っています。全ての営業さんや事務員さんが納得できるルールになるよう、何回もヒアリングや会議を重ねながら入念にマニュアルを作っていきました。このプロジェクトで初めて社外や他部署の方と議論を交わす経験ができて、自身としてとても成長したんじゃないかと思います。

小西

ICT推進室は、定型業務よりも時期や会社の状況に応じた臨機応変な仕事が多いです。その分、新しいことに挑戦する機会も多いんですよ。私も「RPA」技術を使ったシステム開発は刺激的で手応えを感じています。裏方の仕事は表立って目立つことはありませんが、飽きることがなく、日々スキルや知識が増えていく実感があります。どの仕事でも、大きな手応えが感じられると思います。

「働きやすさ」だけでなく、全員が今以上に「やりがい」を持てる会社に。

高山石油グループで働く魅力は、どこにあると思いますか?

河村

基本的に土日休みで、部署にもよりますが残業せずに17時で退勤できる働きやすさは、ウチならではの魅力かもしれません。産休・育休も臆せず取れるので、女性が働きやすい職場だなとも思います。

前田

まだ入社2年目の私でも、上司の顔色をうかがう…なんてことなく17時ピッタリに退勤できるのは、正直嬉しいですね(笑)。私は、仕事終わりに趣味のクライミングをよく楽しんでいます。

小西

石油やガスの会社というと“上下関係がハッキリした堅い会社”なんてイメージが沸くかもしれませんが、ウチは穏やかで優しい人が多いんです。上本課長も、“課長”って感じがしない(笑)。フレンドリーに話せるので居心地がいいですね。

上本

ありがとう。嬉しいです(笑)。

今後、高山石油ガスをどんな会社にしていきたいですか?

枝村

月並みな言葉ですが、全社員が今以上にやりがいを感じながら働ける会社にしたいです。働きやすいという魅力は維持しながら、評価制度のアップデートや業務バランスを整える仕組みづくりなど、より仕事を楽しめる環境も作っていきたいなと。会社改革を主軸で担うのは、他でもない私たちバックオフィスメンバーですから、前のめりな姿勢で挑んでいこうと思います。

上本

変革のための仕組みを作るのは私たちですが、実際にその仕組みを使って会社全体に変化をもたらすには、他部署との協力が大切。社員全員で連携して、より良い会社にしていきたいですね。社歴や年齢など関係なく、いろんな人が意見やアイデアを出し合って、改革を進めていければと思います。