INTERVIEW 社員インタビュー

06 リフォーム/営業

リフォームの枠を超えて、お客様の快適な住環境をまもる。

PROFILE

  • 伊藤さん

    国立大学経済学部を卒業。2019年中途入社。リフォーム事業部 部長。前職では大手総合住宅メーカーの鹿児島支社で営業として活躍。そのノウハウを活かすべく、高山石油ガスに入社した。現在は部長として後輩の育成やマネジメントを行いつつ、営業活動も兼任。別事業である花屋「T’s FLOWER MARKET」の施工管理(工事全体の進捗、予算、品質などの管理)も担当した。

  • 松村さん

    私立大学文系学部を卒業。2021年新卒入社。「地元で暮らす人々との繋がりを大切にしている会社を選びたい」という思いから、高山石油ガスに就職。入社後1年間は販売店に向けてガス機器を提案する営業として活躍し、現在のリフォーム事業部の営業へ異動となった。今は伊藤部長の下で経験を積んでいる最中。

お客様から相談を受けて工事完成まで、ずっとお客様に寄り添う仕事。

お二人のお仕事内容について教えてください。

松村

当部署では、キッチンの交換やお風呂の改装などお家のリフォームを主に行っています。私は営業として、お客様先への訪問やお困りごとのヒアリング、お見積り、業者の手配、施工管理などを担当。半年前に異動してきたばかりなので、今は伊藤部長のもとで仕事を覚えているところです。

伊藤

今、この部署には課長、営業6名、事務1名の計8名が在籍しています。私は部長として全メンバーの育成やマネジメントを行いながら、並行して営業活動にも勤しんでいます。松村さんと一緒にお客様先にお伺いすることも多いですよ。

松村

とても優しく仕事を教えてくれて、ありがたい限りです。何かあっても最終的に必ずフォローしてくれる安心感があって、頼もしいです。

この会社や部署ならではの特徴はありますか?

伊藤

私たちリフォーム事業部の特徴でもあるのですが、営業担当が担う業務が幅広いんです。他の企業だと、顧客の獲得、細かな段取り、施工管理…とフェーズごとに細かく分業化されていて、お客様と接する時間がかなり短いんですね。しかし当社では、最初に相談をもらうところから工事完成まで、ずっと同じ営業担当が窓口に立ちます。もちろん、専門知識など覚えることは多いのですが、お客様との信頼関係を深く築きやすいのは大きな魅力。顔や名前を覚えてもらえて、頼りにしてもらえる仕事なんです。

松村

お客様と深い信頼関係を築けているからなのか、競合他社と見積もり検討などで比べられることもなく「何かあれば、高山さんに」と指名いただくことも多いですね。最近伺ったお客様も、以前から当社とお付き合いのあるリピーターの方。以前は1階のトイレをリフォームしたのですが、今度は2階のトイレを交換したいとお声がけいただきました。全自動で動く最新トイレを設置して、とても喜んでいただけました。

伊藤

「高山さんで」と名指しでご依頼いただけるのは、創業110年という当社の歴史の長さも理由のひとつです。これまでに、ガスの供給や点検、ガス機器の販売などで長年お付き合いがあるお客様が多いので、その延長で「家の設備のことは、とりあえず高山さんに相談すれば大丈夫」と認識してもらっているのだと思います。会社自体に大きな信頼を寄せていただいているんですね。とても営業がしやすいですし、当社ならではの強みだと言えるでしょう。

リフォーム以外のことでもお客様が困っていれば、解決のため努力する。

印象に残っているお客様はいらっしゃいますか?

松村

どのお客様も印象深いのですが、特に思い出に残っているのは、私が一番最初に担当したお客様ですね。最初は瓦屋根の修繕をするためにお宅に伺ったのですが、話をする中でふと「網戸がないから家の中に虫が入るのよね〜」と仰って。そこで「ウチで網戸もご用意できますよ」と伝えたことで、屋根だけでなく網戸設置のお仕事にも繋がりました。「かなり過ごしやすい家になった!」と喜ばれる姿を見て、提案してよかったなと嬉しくなりました。これは私の初めての営業成功体験になりましたし、あの時いただいた言葉や反応は、ずっと忘れないだろうなと思います。

屋根の修理や網戸交換も行うんですね?

伊藤

住まいに関することであれば、何でもできます。部屋の室内だけでなく、屋根や網戸などの外観に関わることや、時には蜂の巣の駆除をしたり、ご依頼があればテレビ交換を請け負ったりもしますよ。リフォームの依頼だから受けるのではなく、「お客様が困っているから、その要因を取り除く」という姿勢で仕事するようにしています。それが結果的に新しい仕事に繋がったり、信頼関係を深めるきっかけになったりするんですよね。実際に、屋根工事と網戸設置をしたお客様からは、後に新しいお客様もご紹介いただきました。本当にありがたいことです。

松村

きっと他社であれば、対応不可能なお困り事であれば、見て見ぬふりをしたり、お断りをする会社が多いと思います。ですが、当社なら様々なパートナー企業や専門業者の協力を得ながら解決に導こうと努力します。「お客様を助けたい」「喜ばせたい」という想いを持って、仕事に臨めるのが当社の社風です。毎日「誰かの役に立った」という実感や誇りも得やすいと思います。

目標は、“リフォーム事業部”の枠を飛び越えること。

お二人の「今後の目標」を聞かせてください。

松村

今の目標は、インテリア空間に関する資格である「インテリアプランナー」と、観葉植物に関する資格である「グリーンマスター」の2つを取得することです。少し前に仕事でインテリアのプランを考えたのですが、部屋の雰囲気に合う照明器具や観葉植物をしつらえるのがとても難しかったんです。勉強して知識を深めることで、できることの幅を広げていきたいです。

伊藤

私がこの会社に来たのは、社長から「もっと新しいことに挑戦していきたいので力を貸してほしい」とお声がけいただいたから。今も「高山石油ガス」という社名ながら、リフォーム事業まで手がけている当社ですが、今後はさらにサービスの幅を広げていく予定です。

たとえば、松村さんの目標の通り、理想のインテリア空間を作るお手伝いをしたり、一般家庭だけでなく古民家やホテルのリニューアルなど法人企業にもアプローチしたり、グリーンを主軸にしたリフォーム事業を展開したり…。すでに社内の別事業である「T’s FLOWER MARKET」というお花屋さんの外観やインテリアなどをプロデュースした実績はありますが、これからは社外に向けてもっと発信していきたいですね。「リフォーム事業部」という肩書きや枠組みを越えて、いろいろなサービスを形にできたらと考えています。