INTERVIEW 社員インタビュー

07 新規事業/社長室事業開発室

新事業での挑戦。
花のある生活を身近にして、地域に元気を。

PROFILE

  • 平井さん

    私立大学法学部を卒業。2009年入社。前職では、東京のメーカー兼問屋で営業職を経験。29歳の時に地元の山口県に戻り、高山石油ガスに入社する。ガス充填所員、営業職、ガス機器卸等を担当し、2021年10月から社長室事業開発室に異動。室長として『T’s FLOWER MARKET』店舗の立ち上げに携わる。現在は店長として店舗運営・接客、仕入れなど幅広く担当。新事業の企画・立ち上げも手がけている。

  • 松浦さん

    県立高校を卒業。1996年入社。『T’s FLOWER MARKET』スタッフ。以前はガス事業部にて事務職を担当していた。2021年10月に社長室へ異動。「T’s FLOWER MARKET」の立ち上げに参加する。現在は店舗での接客や経理や、新規サービスの企画や実現化に向けた進行を担当。

  • Nさん

    私立短期大学文系学部を卒業。2021年入社。『T’s FLOWER MARKET』スタッフ。入社後は直売課にて事務職として従事し、2021年10月に社長室へ異動。平井・松浦と共に店舗立ち上げを経験する。店舗のロゴデザインも、彼女が自身で制作した。現在は接客・店舗運営を担当。

  • Hさん

    私立大学文系学部を卒業。2021年入社。『T’s FLOWER MARKET』スタッフ。地域貢献できる仕事がしたかったのと、実家で当社のガスを利用していたことがきっかけで、高山石油ガスに入社。入社後は総務部に配属され、2022年4月に社長室へ異動となる。現在は接客・店舗運営を担当。

石油とガスでお馴染みの会社が、花屋さんをオープン。皆に驚かれました。

社長室事業開発室が仕掛けた「T’s FLOWER MARKET」は、どんなお店なのですか?

平井

「T’s FLOWER MARKET」は、高山石油ガスが2022年5月に新しくオープンした、お花と植物のお店です。「なぜ花屋さんを?」と大勢の人に驚かれ、よく聞かれるのですが、その理由は、社長の体験談がきっかけなんです。社長が仕事で忙しく肉体的にも精神的にも苦しかったときに、花を飾ることでリラックスできて救われたという体験があり、「地域の皆さまにも、花のある生活の良さを知ってほしい。心にエネルギーを届けたい」という思いを叶えるために、社長室でカタチにしていきました。店内には、花や植物をより身近に感じていただける工夫が凝らされています。

松浦

お花を買うのって、ちょっと難しくないですか?花の名前や特徴が分からなかったり、値段が分かりにくかったり、いつもドキドキしてリラックスして選べなかったり。お客さんとして購入しやすい店舗にするということを目標に、皆で意見を出し合って店舗づくりを進めていきました。

N

たとえば、お店は白を基調とした開放的なデザイン。広々としたウッドデッキテラスが特徴的で、どなたでも入りやすく過ごしやすい空間となっています。お花も一輪ずつ透明のフィルムバッグに入れて、持ち運べるようにしました。これ、可愛くないですか?(笑)。花の種類や特徴も分かりやすいように、商品1つずつに手書きのPOPも貼っています。お花に詳しくない方でも楽しんでいただけると思います。

H

天井からドライフラワーが吊られた内装や可愛いラッピングは、“インスタ映えする”と言っていただけることも多いんですよ。地元のテレビや雑誌でも、よく取り上げていただいています。まだオープン1年目ですが、クチコミでご来店されるお客様が増え、LINEやインスタグラムをフォローしていただける方も増加し、常連さんも増えてきていると思います。

皆さんの仕事内容を教えてください

平井

私と松浦さんは、仕入れや新しいプロジェクトの企画・運営といった、裏側の業務をメインで担当しています。このお店の立ち上げも、最初は私たちが中心となって進めていきました。

松浦

毎日、喧嘩しつつ楽しくやっています(笑)。ちなみに私は、このお店の経理業務を中心に担当しています。これから新しい事業もスタートする予定なので、その準備も裏で進めていますね。

H

主に店舗に立って接客・販売を行うのは、私とNさん。お客様の希望にあわせたお花を提案したり、ラッピングをしたり…といった業務ですね。このお店が始まるまで、花について何も知らなかったので、働きながら覚えていきました。今は知識も十分。お花のことは何でもお任せください!

社長室に異動して、店舗を立ち上げて、初めて知った仕事のやりがいがある。

店舗の立ち上げで、思い出に残っていることはありますか?

N

実は、『T’s FLOWER MARKET』のロゴを作ったのは私なんです。もともとイラストを描くのが好きだったのですが、それが社長に伝わり、なんと担当させてもらうことに(驚)。いくつか案を考えて、最終的にはスタッフ全員で今のデザインに決めました。

松浦

当店では、何種類もの包装紙から好きなものを選んで自分でラッピングできる「セルフラッピング」という独自サービスがあるのですが、その企画・仕入れを担当したことが一番思い出に残っています。世界中から包装紙を100種類以上も仕入れました。人がいろんな服を着るように、花もいろんな包装紙でラッピングできたら可愛いですし、自分でラッピングすることで「世界に1つだけの花束を作れる」と考えました。お客様からも、とても好評なんですよ!

平井

本当にゼロからの店舗立ち上げだったため、最初は分からないことだらけでした。もちろん、これまでにお花屋さんをオープンした経験なんて無いですし(笑)。花や植物の仕入れ先をどう探すべきか、店舗のデザインはどうするのか?など、悩むことだらけで・・・。社長の人脈を頼りにしながら協力していただける方を探し、アドバイスをいただきながら、社長室の4人で力を合わせて1つずつ課題をクリアしていきました。

H

私はオープンの約1ヶ月前に社長室に異動となり、このプロジェクトに参加したのですが、オープンまで本当にあっという間でした。入社して一番忙しかったと思います。たくさんの時間と力を使った分、とても大きな達成感がありましたね。「遂にオープンだ!!」と感慨深かったです。

今、どんな点に仕事のやりがいを感じていますか?

平井

社長室事業開発室のミッションは、新規事業を企画して立ち上げることですので、新しいことに次々挑戦できることが一番のやりがいです。『T’s FLOWER MARKET』はオープンしてからも日々進化しています。定期的にワークショップを開催したり、お花と一緒にプレゼントできる洋菓子を扱ったり、日々新しいサービスが生まれました。また、水面下で別の新規事業の立ち上げ計画も進んでいます。週1回は社長室の皆でミーティングを行っていて、今後について話すんです。社長がアイデアマンなので、頻繁に意見交換をしています。

松浦

お花の仕入れを担当しているので、自分が仕入れた商品が売れた時はやっぱり嬉しくなりますね。馴染みのお客様から「可愛い」「欲しい」と反応してもらえたときは、つい「私が仕入れたんです!」と自慢してしまいます(笑)。

H

自分が提案したお花を選んでいただいたときに、一番の喜びを感じます。私は学生時代に接客の仕事をしていたのですが、花屋は特にお客様と会話する機会が多いなと思います。会話を重ねるたびに距離が縮まる感じがして、嬉しくなりますね。お花を購入されるお客様はみんな笑顔なので、こちらも嬉しくなり幸せな気分を味わえます。

N

Hさんと少し被りますが、自分が作った花束やフラワーアレンジメントを喜んでいただけると、この仕事をしていて良かったなと思いますね。とてもいい笑顔で「かわいい!」と言ってくださるんですよ。少しずつ常連のお客様も増えてきているので、ますますやりがいを感じます。

主体的に動けば、何でも挑戦できる環境。何をやるかは、自分次第。

今後挑戦してみたいことはありますか?

松浦

私は今、「お花の定期便サービス」を立ち上げているところ。これは、当社でセレクトしたお花を決まった日にポスト投函するサービスです。今は、花を入れる箱の大きさを検証したり、お花や資材を取り寄せて選定したり…と、準備を進めている段階。実現できるように頑張っています。

N

店舗接客という観点だと、まだまだお花や店舗運営について覚えなくてはいけないことが多いので、経験や知識をもっと増やしていきたいです。今後は後輩も入ってくると思うので、後輩指導をしたり、いい先輩になれたらなと思います!

H

Nさんと同じく、商品や接客について引き続き学んでいこうと考えています。あとはお店のInstagramも私たちで更新しているので、さらにフォロワーを増やせたらなと。花や植物の良さを、もっと発信して、当店の魅力だけでなく、お花の素晴らしさを知ってもらいたいですね。

平井

今は1店舗しかないですが、皆でこのお店をもっと盛り上げて、2店舗目3店舗目と拡大していくような、愛されるお店にしていきたいですね。そして軌道に乗ってきたら、社長室としては次なる新しい事業の立ち上げ・軌道に移っていきたいと思います。そうやって高山石油グループの新事業を今後たくさん創っていけたらというのが、私たちのビジョンでもあります。